電磁波の問題Q&A

電磁波Q&A

  • 欧米の電磁波問題はいつから明るみに出始めたのでしょう?
  • 1980年代の後半からとみられます。

    1979年3月に「ワルトハイマー論文(米国)」が発表されましたがスリーマイル島原発事故が同時期に発生しマスコミには見向きもされませんでした。
    80年代前半からカナダから電力を米国に輸入する計画が持ち上がり、この計画に住民が反対運動を起こします。これがニューヨーク州の送電線問題プロジェクトです。それに対してコロラド大学が1984年から調査をスタートし1987年論文として発表されたのが「サビッツ論文」です。

    この論文発表では送電線の近くで3mG以上の場所で全ガンが1.42倍、白血病が1.92倍というデーターです。この発表を受けマスコミが各誌報道を始めています。ですから電磁波問題が明るみに出始めたのは80年代の後半からとみられます。

    電磁波と高圧線

  • なぜ欧米諸国では処置が早かったのでしょうか?
  • スウェーデンを中心として欧米では疫学調査が盛んだからです。
    このことは国民意識にもかなり反映されています。スウェーデンでは送電線問題に対しては1992年カロリンスカ報告(発表者:フェイチング)が発表されています。(送電線付近で2mG以上の場所で全ガンが1.1倍、白血病が2.7倍)もう一つがこの時期に普及が拡大しているVDTディスプレーに関する疫学調査です。VDTの前に座っている女性は流産が多いようだ、ということから規制が始まっています。
    1988年にMPR-Iが原案として発表され1990年に極低周波電磁波がVDT前面50cmで25V/m、2.5mGが発表されています。1991年にはそれよりももっと厳しい、スウェーデン労働組合TCOで規制された数値がVDT前面30cmで10V/m、2mGです。1990年にはニューヨーク州の中学校、小学校の教育委員会では学校で使うパソコンはスウェーデンのMPR-II並にしろ、というデモが行われています。

    電磁波の安全論争
    1974年 米ニューヨーク州高圧電線建設から電磁波の危険論争が始まる。
    1975年〜77年 ニューヨーク州公共サービス委員会で公聴会が開かれる。
    1977年 電磁波の影響調査を行うべきだと、同委員会は裁定。
    1979年 高圧電線の近くに住む子供のがんの発生率が高く、白血病で顕著と、コロラド大学ワルトハイマー教授らが報告。
    1980年 電力会社コンサルタントのロチェスター大学モルトン・ミラー教授らが、ワルトハイマー教授らの調査結果は正しいと結論。
    1989年 合衆国議会・技術評価局の「電磁波とがんに関する報告」が出る。
    1990年 米環境保護庁によって『電磁波とがん』の報告書が出る。
    1992年 スウェーデン・カロリンスカ研究所が53万件を25年間調査し、子供に白血病、脳腫瘍、リンパ腫が発生していると報告を出し、電磁波に危険性があることを確定する。

  • 「電場(電界)」と「磁場(磁界)」について、新聞や雑誌で「磁場(磁界)」についてより多く目に付くのはなぜでしょう?「電場(電界)」についてはほとんど書かれていませんが?
  • 「磁場(磁界)」については有害性が指摘されている分、問題が明白で、対策が取れる状況にあります。(但し、問題提起し、対策を講じるには「市民運動」レベルの行動が必要となります)

    WHOでは各国の疫学調査をもとに極低周波電磁波・磁場は発ガンランク2B(発ガンの可能性あり)にランクされ正式に発表されています。
    しかしながら電場(電界)の場合は状況が異なり、住環境(コンセントの形状や建物の広さ)、家電製品のコンセント形状、過去に発売されてきた製品の補償問題や賠償責任、明確な防御策を解決しようとしたら一度に様々な対応を取らなければならない、誰も明確な指針を打ち出せずに来たことです。

    ※私たちは「エルマクリーン」によって始めて電場に対する問題意識を提起できるようになったのです。「エルマクリーン」は「アース」するという原理原則に従った開発商品なのです。「磁場(磁界)は取れないが電場(電界)は簡単に取れる」と言うことは業界の通念です。メーカーがその気になれば対応が可能であるはずです。しかしながら住環境の問題でコンセントの形状やその他の問題で、磁場(磁界)は責任を集約できるが電場(磁界)の問題は多岐に渡り責任を明確に追求できないと言う見解から「あきらめられていた」部分でも有ります。

  • 欧米はなぜ3つ口コンセントなのでしょうか?
  • 使われている電圧が高いからです。

    欧米では比較的高い電圧が使用されているため感電に対する防止を考慮しなくてはならないため、アース付きのコンセントが使用されています。このアースが結果として電場(電界)・電磁波を防止して磁場(磁界)のみが発生している状況になっています。このことはWHO或いは、各国の電磁波に対しての問題が「磁場(磁界)」に集中している理由ででもあります。

    電圧の違い

  • 日本のコンセントにはなぜアースがついていないのですか?
  • 電圧が低く(100V)、もし漏電の可能性があっても感電死する可能性は低いからです。

    そのことが結果として電場(電界)・電磁波が発生しているという状況になっています。このことはまさに偶然でしょう。

    電磁波問題がクローズアップしてきたのは、1980年代ですから、電場(電界)の有害性など知るよしも無かったことです。また、それ以前に分かっていたとしても、家電製品、あるいは家屋の配線を根本的に改良(三つ口コンセント、アース付家電)しなくてはならないですから放置されても当然のことです。

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